Q.なんで勉強しなきぁいけないの?
A. 将来、役に立つから、我慢して、勉強しなさい!
これでは、たくさん反論が来そうですね。
① お母さんはできるの?
② お母さんができないことをなぜボクがやらなきゃいけないの?
③ お母さんができなくても生きてられるのに、大人になって本当に必要なの?
④ お母さんも嫌がらずにやったの?
⑤ どうして好きなことだけやってちゃいけないの?
「勉強」は中国語では「無理強い」という意味ですが、日本語の「勉強」は本来は嫌々するものではありません。ICCは次のように生徒たちの考え方を変えていきます。
「 今、 面白いから、無我夢中で、勉強したい!」
そうでなければ、ゲームをやめさせて勉強に向かわせることはできません。いや、嫌々勉強して合格しても、入学後、勉強をしなくなる子どもが続出することになります。
実際に難関校に合格した子の2割がそうなってしまう悲劇が毎年のように起こっています。
AI時代に通用する能力とは?
子どもが勉強に向かう動機は以下の3つです。
① 面白い
② 役に立つ
③ できる
このうち「役に立つ」には、勉強ができると「褒められる」や「ご褒美に何か買ってもらえる」も含まれます。あるいは、「志望校合格」や「高学歴なら就職に有利」など、さまざまな利があることです。
しかし、これまでの塾教育と入試問題はほとんど記憶力と処理速度を測るもので、AI時代にはコンピュータやロボットに代替される能力にすぎません。これまで「役に立つ」とされてきた能力をつけても、時給1000円の仕事が待っているだけです。
将来やりがいのある高収入の仕事に就きたければ、人間にしかできない想像力や本物の思考力を身につけなければなりません。